1月19日(土) 新春経済講座「どうなる今年の景気と株価」

 2019年は改元の年でもあります。その明るいムードが一年を通して続くでしょうか?

米国の景気拡大にも支えられて、2018年は日本も企業業績は概ね堅調に推移し、日経平均株価も一時的な下落局面はありましたが、比較的安定して推移してきました。日々の生活からはあまり実感されませんが、日本の景気拡大は戦後最長に迫っています。

 開幕まで2年を切った東京オリンピックまでは景気拡大が続くだろうとする楽観的な見通しもある一方、10月に予定されている消費増税、収束する見通しの立たない米中貿易戦争、英国のEU離脱に伴う混乱などの影響を懸念する見解も多く見られます。アベノミクスを推進してきた日銀による金融政策の動向も不安材料です。

 2019年の経済動向と金融市場の見通しを経済指標など豊富なデータを分かり易く分析して解説します。